スーパームーンで幸運が舞い降りる?
7日夜から8日昼にかけて、満月が見えます。8日の日中は太陽光が強いので見えませんが、7日夜には見えています。(写真参照)
月は地球の周りを公転していますが、円ではなく楕円軌道となっています。楕円の中心は、地球から少しずれています。
そこで、地球から月が近い軌道を通ったときには通常よりも大きく、明るく見えます。これがスーパームーンです。
7日の夜に見える満月は、通常の14 %大きく、30%明るくなっているようです。
明るさが増えているためか、写真をとってみると月の周りに淡い虹のようなものが見えています。これは、月暈(つきかさ)と呼ばれます。
風が弱く、上空に水滴や氷の粒などがある場合、月の光がそれらの中で曲がったりすることで、光の色(赤、黄など)が分かれます。これを分散といいますが、この現象で虹色に見えるのです。
この月光の虹(月暈)を見ると幸運が舞い降りるというジンクスもあるようです。暗いニュースが続く今、こういう自然が作る美しさに触れると心が洗われます。
皆さんにも、幸運が舞い降りることを祈っています。