科学、本、映画の魅力をつぶやく ph-ガリレオ

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小説「シャイニング」スティーブン・キング

 「It」「ペットセメタリー」「ドクタースリープ」など


 最近、小説が立て続けに映画化されているスティーブン・キング


 30年近く前に出版された作品が、最近になって改めて映画化される作家はかなり珍しいのではないかと思います。


 シャイニングの続編ドクタースリープ、Itを見てから、スティーブン・キングの作品が気になっていました。


 最近、シャイニングの小説を読んだのですが、映画とは全く違う。


 当たり前と言えば当たり前なのですが、映画では描かれていない登場人物の人物背景が丁寧に描かれており、映画を見た後でも十分に楽しめました。最後のオチも全く違います。スティーブン・キングが映画を見て、怒ったという理由も分かります。


 気になって色々調べていると、シャイニングのモデルとなったホテルも実際にあるようなんです。


 アメリカ、ロッキー山脈の麓にある「スタンレーホテル」1909年創業の由緒あるホテルで、幽霊が出るので有名なホテルなんだそう


 実際に、スティーブン・キングもこのホテルの217号室に泊まったときに起きた怪奇現象、悪夢が映画や小説の元アイデアになったようです。


 映画では、何故か237号室(作品中の重要な部屋)になっており、?217号室なのに

と思っていると、実際にロケが行われたホテルにも217号室があり、ホテル側から部屋番号を変えて欲しいという依頼があったそう


 ロケ中にも、不思議な現象がたくさん起きたようなんですよ


 さて、シャイニングがきっかけとなり、キングの作品を探していると

 「ザスタンド」という作品がありました。


 早速この作品を読んでいるのですが、何と中身が「致死率99%のウイルスで残り少ない人類の人間模様を描く作品」となっていました。


 どこかで聞いたことのある設定


 30年近く前の作品ですが、テレビドラマ化もされているようです。


 スティーブン・キングますます目が離せない作家です。一度皆さんもお試しください。


シャイニング (字幕版)

シャイニング (字幕版)