重力の不思議②
重力が遥かに弱い理由。それを説明する方法は以下の通りです。
重力は我々には感知出来ない他の次元に染み出しているのではないか…
それを我々の3次元で捉えるから、見かけ場、重力の大きさが小さくなっている?
それに加えて、現在の素粒子は17種類も発見されています。
これだけ多くの素粒子をまとめて説明する理論には、素粒子がひも状で、そのひもの振動状態によって電子や光子、クォークなどの素粒子になるという「超ひも理論」があります。
その考えに従うと、数学的にはこの宇宙が3次元+6次元の合計9次元と考える必要があるのです。??となりますよね。
じゃあ我々の世界で、残りの6次元はどこにあるんだ?
これを説明するには、「次元を丸める」という言葉の説明が必要となります。
今、目の前にA4の大きさの紙が一枚あるとします。これは平面ですから2次元です。
この紙を非常に細く丸める(太さが無視できる程)と線状になります。これは1次元です。
これが次元を丸めるということです。つまり、非常に小さい範囲に3次元を超える残りの6次元が丸まっていると考えます。
この空間は6次元を、3次元に折りたたんだ状態を表しています。このようなものが、ぎっしりと今この文を読んでいるあなたの目の前の空間に敷き詰められています。怖いですねー
この空間は、光や電磁力が反応できないので、我々には見えません。しかし、重力だけがこのカラビヤウ空間に染み出していると考えるのです。
こんなものは、机上の空論だと言われるかもしれません。
これを確かめる方法は、非常にミクロな空間に働く重力を調べる方法があります。
残りの6次元は、ミクロな空間に折り畳まれているので、狭い空間を確かめると多次元に染み出した重力が極端に大きくなると言われています。
つまり、ミクロな空間に働く重力の大きさを確かめると、この宇宙は9次元であるという証明になります。
しかし、これは現在の技術をもっても非常に困難なのです…
気になった方は、大学で研究して重力の謎を解き明かしてください。