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宇宙の未来

Newton(ニュートン) 2020年 02 月号 [雑誌]

Newton(ニュートン) 2020年 02 月号 [雑誌]

科学雑誌ニュートン』の2月号を読みました。


 今回の特集で非常に興味深かったのは、「宇宙の終わり」についてでした。


 宇宙に終わりがあると聞くと皆さんは信じられますか?


 終わり方は、現在の物理学で分かっている範囲でしか予想はできませんが


 一つの予想を紹介すると、宇宙が最後は収縮していくというものです。

 宇宙が縮み、銀河同士が合体銀河内の星が合体ブラックホール発生ブラックホール同士が合体素粒子レベルの範囲に超大エネルギーのブラックホールができる。


 ここまで行くと、非常にミクロな場所に膨大なエネルギーがたまります。そして、新たに膨張(インフレーション)が起き、新しい宇宙が発生する。


 宇宙は膨張収縮を永遠とも言える期間、繰り返している。


 この考えであれば、今我々が住んでいる宇宙も、出来て間がない(138億年は宇宙の一生からするとほんの一瞬)宇宙となります。


 また、生命が生まれるという奇跡も、気の遠くなる宇宙の連続の一瞬とすれば特別なことではないのかもしれません。