ゾンビを科学的に説明すると…
映画化もされ、書籍人気の高い『屍人荘の殺人』を読んでいます。
人気の理由は何だろうと思って読むと、ゾンビによって旅館に閉じ込められ、そこで人の手?による密室殺人が起こります。
パニックとミステリーの融合でしょうか。それが、珍しい組み合わせが人気な理由だと思います。
さて、そんな中でゾンビを科学的に説明している箇所が出てきます。
私自身もゾンビ映画はたくさん見てきましたが、ゾンビの特徴についてはあまり考えたことがありませんでした。
ほとんどのゾンビはゆったりした動作で、複雑や知的行動は出来ず、噛まれるとゾンビによるウイルスなどに感染する、というものです。
この特徴は何故生まれるか?ですが…
ゾンビは細胞が死んでおり、死後硬直が起こっている、そのために動きが鈍い。そして、体に血液が循環がしていないので、脳に酸素が行き渡っていない。それによって、知的な行動が出来ない。
では、何故ゾンビは人に噛みつくか?ですが…
食欲を満たすためであれば、ゾンビ同士の共喰いがあってもいいわけです。しかし、それはありません。ゾンビはウイルスによる本能(生存と繁殖)で動き続ける。その繁殖の行為が、人を襲うという行為な訳です。
こういう説明を見ると、ゾンビが同じ特徴を持つのもうなずける気がします。