白亜紀の大量絶滅生き残ったのは…?
チバニアンの登録によって、地質時代の新聞記事が少し増えた気がします。今日は、恐竜が絶滅し、哺乳類などが生き残った理由について書きたいと思います。
今から6600万年前の白亜紀(フランスのドーバー海峡の岸壁が真っ白いことに由来)に生物の大量絶滅が起きています。
原因は何だと思いますか?
今の所、最も有力な仮説は…
隕石落下→地上のチリが上空を覆う→太陽光遮られる→気温下がる→植物、動物が減る→恐竜のエサがなくなる というものです。
体の大きい恐竜は、爬虫類の仲間ですが、恒温動物でもあります。恒温動物は体温を維持するために大量にエネルギーが必要です。それで餓死してしまったんですね…
それに対して、小型の哺乳類は使うエネルギーが少ないので、食べる量が少なくても生存できたようです。
恐竜と哺乳類などの生死を分けたのは、省エネルギーの生き物かそうでなかったかの差であったようです。
地質を調べることで、過去数千万年のことも分かるのは凄いですよね。
チバニアンの研究が進むと更に新たな発見があるかもしれません。