科学、本、映画の魅力をつぶやく ph-ガリレオ

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電車のガタンゴトン減少

 ある人と話をしていて、面白い話を聞きました。

 「最近、電車で走っているときにガタンゴトンという音が減りましたよね?」


 私は最近電車に乗る機会がめっきりなくなったので、正直そうだったっけな?と思いながらも調べてみました。


 レールは、夏や冬に伸び縮みするので、その影響を少なくするために少し隙間を開けています。レールの間隔は、電車の車両より少し長い25mが多いようです。


 しかし、最近はガタゴトを減らすために25mレールを溶接した200mを超えるロングレールを使っています。しかし、ロングレールが熱で膨張して曲がってはいけません。


 そこで、レールを枕木で挟み、枕木を道床という盛土の部分に固定することにしました。すると、レールの両端しか伸び縮みしません。


 その継ぎ目には、エキスパンドジョイント(伸縮継ぎ目)を設けることで、熱膨張してもレールが噛み合ってずれることがなくなったようです。



 こういった技術進歩で、気付かないうちに快適に過ごせているのですね。感謝感謝!